ベン=アミー・シロニー
ニシム・オトマズギン
エルサレム・ヘブライ大学東アジア研究学部
現在、学生を日本研究へ向かわせている要因は何か?
1980年代には日本経済が世界中の学生を引き付けた大きな要因でしたが、当時とは異なり、今や日本研究へと学生を誘っているのは日本の現代文化やライフスタイルです。どの日本研究者も言うように、学生の関心は日本の企業文化や経営技術、経済から離れ、マンガ、アニメ、ビデオゲーム、Jポップ、日本のファッションなどに移ってきました。世界の若者は、日本の野田佳彦首相や、かつては有力な日本の企業団体であった経団連のことは耳にしたことがないかもしれませんが、ポケモンやドラえもん、ハローキティについては非常によく知っています。数千万人もの若者がマンガやアニメ、ビデオゲームを買い、大勢が東京から発信される陽気で快活な都市文化に夢中になっています。
過去20年間で、日本のポップカルチャーに対する世界の興味と憧れは急速に膨んできたといっても過言ではないでしょう。日本のポップカルチャーは国境を越えて遠く海外へと広がっています。とりわけ日本のアニメとマンガに対する強い関心は、近隣諸国だけでなく、ヨーロッパや北米、中東、アフリカでも見られます。日本のポップカルチャーに対する強い興味は、日本語を学ぶ学生数の増加に現れています。国際交流基金によると、海外の若い読者がマンガとアニメを買って読んでいるため、日本語学習の人気がかつてないほど高まっているということです。日本国外における日本語学習者の数は、1979年の12万7,161人から2009年には365万1,232人へと増加しています。(国際交流基金「海外日本語教育機関調査」調べ)
きっかけとしてのポップカルチャー
日本のポップカルチャーは文化的・芸術的な観点から魅力的であるだけではありません。吸引力が非常に強く、ポップカルチャー以外の日本についても学ぼうとする人々を引き付けているのです。私たち筆者2人の経験を例にあげてみましょう。
ベン=アミー・シロニー
私が最初に日本研究に興味を持ったのは1960年代中頃ですが、当時、私が主に関心を持っていたのは、日本の伝統文化や伝統的な価値観と、戦争や政治制度、経済成長といった日本の近代史との関係でした。
ニシム・オトマズギン
覚えている限りでは、日本に対する私の最初の印象は、刀を振り回す侍ばかりが住む社会というものでした。このイメージは10歳か11歳の頃に『将軍(Shogun)』という米国製ドラマを見て作られたのです。当時、私はこのドラマに描かれている日本に、日本の文化と人々に強く魅了されました。その後、日本に対する強い関心に後押しされて、空手や禅、寿司など、自分が「日本的」だと思った物事について調べるようになり、次には「日本」について書かれた記事ならどんな新聞記事にも特別に注意を払うようになりました。20代の初めに海外へ行って勉強しようと決めたとき、日本を選んだのは言うまでもありません。
ポップカルチャーだけでなく、伝統文化にも関心を持つイスラエルの学生。5月に開催された国際シンポジウムのいけばなワークショップのひとコマ。(撮影:Alina Imas)
イスラエルにおける日本研究
イスラエルにおける日本研究は、普通は東アジア研究の一分野ですが、過去数十年の間に、国内諸大学の人文科学・社会科学系の学部で最も盛んな分野のひとつとなりました。イスラエルにおける日本研究は、1960年代初頭にエルサレム・ヘブライ大学に中国・日本研究学部が設立されて産声をあげましたが、この25年間で急速に拡大し、現在では、エルサレム、テルアビブ、ハイファの3大学の東アジア研究学部を中心に、国内の諸大学が提供する東アジア研究の科目数も増えています。驚くほど多くの学生がこうした学部や科目に登録していることは、イスラエルの若者の間で東アジア研究の人気がかつてないほど高まっている証拠です。
人口760万のイスラエルは人口規模のわりに日本研究者や日本研究を専攻する学生の比率が高く、その割合は世界最高の部類に入ります。30人以上の職業研究者が、日本研究の分野で、あるいは専門分野が別でも日本を中心にした研究で博士号を取得しています。総合大学やカレッジ、語学学校で教えている日本語教師は数十人おり、学部・大学院をあわせて300人を超える学生がイスラエル国内の大学で日本研究を専攻しています。日本研究の総合的なカリキュラムを提供している主要3大学にはそれぞれ発展させた重点があり、エルサレム・ヘブライ大学では日本の歴史と政治を重視しています。テルアビブ大学では日本の伝統芸能・文化・宗教を教える科目をいろいろ設置しています。ハイファ大学では特に日本の現代社会と文化に重点を置いています。
イスラエルにおける日本研究の発展の一環として、私たちは日本語資料を研究に活用することを大事にしています。近年では、大変な努力をして日本語の書籍やデータベースを学生に提供してきました。個人寄附者や国際交流基金、在イスラエル日本大使館などのご厚意により、また、エルサレム・ヘブライ大学ルイス・フライベルグ・東アジア学センター(The Louis Frieberg Center for East Asian Studies, The Hebrew University of Jerusalem )の支援を受け、エルサレム・ヘブライ大学の日本語蔵書数は、日本の歴史、社会、言語を中心に3,000冊を上回るに至っています。これらの蔵書は図書館の日本語コーナーで研究者や学生の閲覧に供されています。また、エルサレムのイスラエル国立図書館が約1万冊の日本語書籍を所蔵しているほか、ハイファ大学には日本語書籍2,000冊以上、ビデオやDVDなど日本関連の視聴覚資料約500点が所蔵されています。テルアビブ大学にも同様に日本の歴史・文学・宗教に関する日本語書籍があります。こうした蔵書数を拡充するとともに、重要な日本語データベースを何点か購入することにより、学生が日本について学習や調査を行う際に、英語で書かれた資料を読むだけでなく、日本語の一次資料、二次資料に直接当たれるようにしたいと考えています。
学生に何を教えているのか?
大部分の学生は、最初は日本のポップカルチャーに興味を持ったことから日本研究を専攻に選ぶわけですが、大学へ来る学生に対して私たちは日本の歴史、文化、政治の科目を取るように言っています。大学の日本研究課程では、日本語はもちろんのこと、日本の近世・近代の歴史、日本の伝統文化、芸術、社会、政治、外交関係など、日本に関するさまざまな科目が設けられています。
例えば、ヘブライ大学東アジア研究学部で今年度(2011年~2012年)設けられた科目としては、日本近世史、日本現代史、日本の政治と外交関係、日本芸術入門、日本の舞台芸術、現代日本の社会と家族、日本映画と前衛芸術、自由民主主義国家としての戦後日本、東南アジアにおける日本の存在と影響、第二次大戦期の日本、日本の禅宗、日本の労働組合と企業文化、バブル期前後の日本の視覚文化、江戸時代の日本美術、日本の政治と社会の調査方法、現代日本における女性・消費・アイデンティティ、日本文学講読、各種レベルの日本語(リーディング、ライティング、日本語会話)などがあります。
日本のポップカルチャーに関する科目を設けたり、ポップカルチャーをテーマにした特別講義やセミナーを実施したりすることもあります。エルサレム・ヘブライ大学では、ポップカルチャーに興味のある学生は「ニッポン(Nippon)」というクラブへの加入を勧められます。このクラブは日本の現代社会・文化に興味を持つ学生のためのクラブです(イスラエルの大学には、通常、日本や米国の大学にあるような学生クラブはありません)。クラブに所属している学生は集まって、皆が共通して興味を持っている話題について話し合ったり意見を交換したりしています。また、日本のアニメ、文学、映画、音楽に関するテーマで映画の特別上映会や講演会も企画しています。テルアビブ大学には日本映画同好会があり、学生が週に一度集まって日本映画を上映したり日本映画について議論したりしています。ハイファ大学では、学生が時々「日本の夕べ(Japan Evenings)」という特別イベントを催して、日本に関係するさまざまな文化活動を行ったり、日本食を提供したりしています。
イスラエルでの日本研究国際シンポジウム
2012年5月7日から9日にかけて、日本イスラエル外交関係樹立60周年を記念し、私たちエルサレム・ヘブライ大学では特別シンポジウムを開催しました。イスラエル国内外から研究者の参加を得て、両国の関係史について考察するとともに、今後の展望と機会について議論が行われました。『イスラエルと日本:地域的、二国間、文化的展望(Israel and Japan: Regional, Bilateral, and Cultural Perspectives)』と題したこのシンポジウムは、これまでイスラエルで開催されたこの種のシンポジウムでは最大のものでした。このシンポジウムは文化・教育面での両国関係において大きな節目になっただけでなく、学術面や理論面で幅広い価値のある知的プロジェクトでもありました。また、シンポジウム全体が、イスラエルにおける日本研究を日米以外の地域における日本研究の発展の縮図として考察する機会となりました。
国際交流基金の助成を得て開催されたこのシンポジウムには、学生を含めて約800人が訪れたほか、イスラエル国内外の著名な研究者58人が3日間の議論に参加しました(シンポジウムの参加者および発表論文の要約のリストについては、シンポジウムのウェブサイトをご覧ください)。
シンポジウムで発表された論文は3つの分野に整理されました。第1の分野は「アジアの中の日本 対 中東におけるイスラエル(Japan in Asia vs. Israel in the Middle East)」ですが、この分野の論文発表者は、アジアの中の日本、中東におけるイスラエルという、一見異なる2つの状況を分析し理論的な考察を試み、和平への道筋において外交、通商、文化はどのような役割を担うことができるのかについて論じようとしていました。
第2の分野「日本・イスラエル関係における地政学と外交(Geopolitics and Diplomacy in Japan-Israel relations)」では、中東における日本外交、とりわけ対イスラエルの日本外交について検討するだけでなく、外交と「現実的利益(hard interests)」との関係を検証することも中心的な課題で、以下のようなテーマが取り上げられました。「資源の問題は日本とイスラエルの関係にどの程度影響を与えたのか」「日本とイスラエルそれぞれの対米関係はどうなのか」「関係構築において外交は重要な役割を果たすのか、それとも外交関係は主に利害と国際政治の産物なのか」などです。
地政学とソフトパワー:日本の文化政策と東南アジアにおける文化外交(Geopolitics and Soft Power: Japan's Cultural Policy and Cultural Diplomacy in Southeast Asia)のテーマで発表を行う筆者(ニシム・オトマズギン)。
第3の分野「イスラエルにおける日本研究と日本文化(Japanese Studies and Culture in Israel)」では、イスラエルにおける日本研究の現状について議論されただけでなく、もっと一般的に、両国関係における文化、芸術、教育の役割について検証がなされました。日本のアートや文化はイスラエル人が抱く日本のイメージにどのような影響を与えるのか。現在、学生はなぜ日本研究の授業を取るのか。日本の現代文化の人気はイスラエルの若者にどのように影響しているのか。イスラエルの高等教育では日本語をどのように教えるのがよいか。広い意味で、このパネルは、イスラエルにおける日本研究の現状を世界の他の地域における日本研究の発展を示す縮図として考察する機会にもなりました。
真剣な眼差しの日本語教育に関する分科会。開催された分科会は12にものぼり、イスラエル国内外の著名な研究者58人が3日間活発に発表・討論を行った。(撮影:Alina Imas)
また、学術シンポジウムにあわせて、日本とイスラエル在住の両国の若い芸術家4人による作品展や、ヘブライ語や日本語の文字で装飾された聖書の巻物(伝道の書)や日本美術の希少本の展示も開催されました。
(左)シンポジウムでは、日本の琴、アラブの弦楽器ウード、ユダヤの歌の競演が開会式に花を添えた。(撮影:Alina Imas)
(右)シンポジウムにあわせて開催された美術展のオープニングで。イスラエル在住の日本人書家、石井和男氏が、漢字で「魂」の書を披露。(撮影:Valla Izrailevich)
イスラエル日本学会 (IAJS)
2012年5月のシンポジウム期間中に、私たちは「イスラエル日本学会 (IAJS)」の設立を発表しました。IAJSはイスラエル国内の日本研究者で構成される大学間連携組織で、イスラエルにおいて日本研究や日本に関する教育を推進するために設立されました。IAJSは非営利団体であり、日本研究という分野に対してイスラエル研究者の間で高まる関心に対応し、日本研究に従事するさまざまな研究者や学術・教育機関の協力関係を促す必要性に取り組むことを目的としています。IAJSは、イスラエルにおける日本関連の調査研究や意見交換の促進、日本語教育の推進、日本研究のシンポジウムやワークショップ、会議などの企画運営を行うほか、海外の日本研究学会や学術・教育機関との学術連携・協力の促進にも努めています。最も重要なのは、イスラエルにおける日本研究の分野で活気が失われないようにしたいと考えていることです。
名誉会長として、イスラエル日本学会の発足式で挨拶をする筆者(ベン=アミー・シロニー)(撮影:Valla Izrailevich)
両国の国旗のデザインをモチーフにしたイスラエル日本学会のロゴ。イスラエル国内外の研究者・学生だけでなく、日本研究と日本語に関心があれば、誰でも歓迎。
日本のことを伝える学生たち
イスラエル国内の日本専攻の学生や日本のポップカルチャー・ファンは非常に積極的に日本に関するイベントを開催しているだけでなく、日本や日本文化について持っている自分の知識を共有したり同じ日本専攻の学生と仲間づくりをしたりすることに意欲的です。ここでは、学生の提案・運営で現在実施されているプロジェクトから3つだけご紹介したいと思います。
高校でのボランティア授業:大学生による日本紹介
エルサレム・ヘブライ大学東アジア研究学部の学生は、毎年、エルサレム市内の高校へ出向き、日本の地理や、歴史・文化、日本語の単語などを紹介する日本入門のボランティア授業を実施しています。このプロジェクトの目的は、イスラエル社会の若者を対象に、東アジア研究学部の優秀な学生による対話型の授業をとおして日本文化・社会の知識を紹介することにあります。初年度(2009年~2010年)は、エルサレムの高校8校の参加を得て、学生は不安を抱きながらもプロジェクトを開始しましたが、大きな成功を収めたため、またやってほしいと要請されました。今年度(2011年~2012年)は参加数が急増し、エルサレム市内の高校と青年組織あわせて12カ所で、約1,200人の高校生を前にして、大学生20人が日本について入門授業をしています。ボランティアで授業を担当する学生にとって、これは日本に関する自分の知識と関心を高校生と分かち合う機会になり、高校生にとっては世界の果てにあるほとんど知らない国に対して視野を広げる機会になります。また、校長先生をはじめとする高校の先生方にしてみれば、高校生と大学生が交流する有益な機会なのです。
日本研究専攻の学生が、イスラエルの高校生に日本や日本語について講義
イスラエル・日本学生会議 (Israeli-Japanese student conferences and meetings)
毎年、日本研究専攻のイスラエル人学生は、イスラエルにやって来る日本人学生と会議をしています。友達をつくるのはもちろんのこと、学生同士の直接のやり取りをとおして両国の友好関係を築くことを目的として、会議の企画運営はすべて学生に任されています。ハイファ大学では、学生がたびたび受け入れ担当となり、秋田大学、慶応大学、早稲田大学、同志社大学など日本の諸大学からやって来る交流訪問の学生や学生代表団を迎えています。ヘブライ大学では、過去16年間、学生は毎年、中東に関心を持つ日本人学生との学生会議を実施してきました。日本人学生はたいてい、複数の大学が参加する「中東クラブ(Middle East Club)」という組織に所属しており、シリア、ヨルダン、エジプトで開催される同様の学生会議に参加してからイスラエルへやって来ます。
大学のジャパン・デー
毎年、エルサレム、テルアビブ、ハイファの日本研究専攻の学生は、特別行事として「ジャパン・デー」を実施してきました。日本に関わるイベントが満載の企画で、講演会、ワークショップ(折り紙、寿司づくり、生け花、書道など)、実演(茶道、伝統舞踊、武術)などが行われます。こうしたイベントには大勢の学生や見物客が集まるため、大学キャンパスの日本研究について広く一般に伝えることにも一役買っています。
イスラエルそして世界の中の日本
イスラエルの日本研究は、日本についての知識を普及させることで、イスラエルの若者や一般市民に新たな展望を与えています。日本研究によって、アジアの両端に位置し古代からの文明を持つ2つの国の間で対話が促進されます。日本を研究することで、イスラエル人は、ヨーロッパとは異なる道筋をたどって近代化を遂げてきた伝統豊かな非ヨーロッパ文明の存在に気付くのです。これは、日本以外の諸外国で行われている日本研究が伝えたいこと――異なる文明を正しく理解する力を養うと同時に、すべての文明に共通する人間性があることを理解すべき――でもあるのです。
したがって、私たち教師や日本研究者は、一見したところ矛盾する2つの使命を担っています。ひとつには、私たちは日本の歴史、社会、宗教、芸術や思想など、日本独自の特徴に注目します。恐らくこうした日本独自の特徴のせいで、そもそも私たちは日本を研究しようという気になり、生涯をかけて日本的なものへの関心を失わずにいるのだと思います。その一方、私たちは多大な努力を払って、多くの人が考えたがるほど日本は他とは違っていないということを示そうとしています。日本の特徴を説明するのに、「内と外」「親分・子分」「表と裏」「本音と建て前」「縦社会と甘え」など独特の豊かな言葉が使われていますが、実は同じような特徴は他の多くの社会でも見ることができるのです。私たちは日本研究に対していろいろ貢献していますが、その中でひとつ重要なのは、日本人は基本的に他の国民と変わりがあるわけではなく、文化的なルールは異なるものの、その下には、皆と同じ物事を切望し同じ物事に対して恐れを抱くありふれた人間社会があることを示しているということです。
私たち教師は学生から「日本人の考え方を理解できるのか」という質問をよく受けます。この質問に対する答えは「イエス」です。どのような人間社会の考え方でも理解できるように、日本人の考え方も理解することが可能なのです。しかし、理解するためには、謙虚な姿勢で厭わずにきちんと努力しなければなりません。学生には、日本人を理解するためにはまず日本語を学ぶ必要があると伝えています。言葉はどの文化を理解するためにも鍵になるからです。次に、それぞれの社会のそれぞれの時代で中心となっていた価値観を理解する必要があります。その際には自分が今持っている価値観だけが「正しい」という考えを捨て去らないとなりません。私たちイスラエル人は、日本人にイスラエル人のことを学んでほしいと思っていますが、それと同じように私たちも日本人について学ばなければなりません。このようにお互いが相手について学ぶことが、国家間あるいは文化の間で起こる紛争や疑惑、敵意が減ることにつながるはずです。
ベン=アミー・シロニー
プリンストン大学で博士号を取得。エルサレム・ヘブライ大学日本史・日本文化名誉教授、イスラエル日本学会名誉会長。勲二等瑞宝章および国際交流基金賞を受賞。英語、日本語、ヘブライ語で多数の著作がある。
ニシム・オトマズギン
京都大学で博士号を取得。エルサレム・ヘブライ大学東アジア研究学部の日本現代史・日本現代政治講師、イスラエル日本学会会長。アジアにおける日本のポップカルチャーの政治・経済に関する著書、共編書がある。
国際シンポジウム「イスラエルと日本:地域的、二国間、文化的展望」やイスラエル日本学会 (IAJS)発足式の様子については、映像(音声:英語)や写真でも、詳細がご覧いただけます。
ビデオ映像
開会式:http://youtu.be/rpv3TBDAmp0
基調講演(シェルドン・ガロン プリンストン大学教授):http://youtu.be/0R47WIA_874
パネル1「それぞれの地域における日本とイスラエル」:http://youtu.be/BUe3bkxE1ms
パネル4「日本・イスラエル関係における地政学と外交」:http://youtu.be/pEncDlNTwaM
パネル7「イスラエルの中の現代日本文化とデザイン」:http://youtu.be/yzHteb0VtpY
イスラエル日本学会 (IAJS)発足式 : http://www.youtube.com/watch?v=Ll4XnDee-1U&feature=youtu.be
写真
シンポジウム1日目(開会式、基調講演):https://www.facebook.com/media/set/?set=a.10150775389731507.389407.630011506&type=1
シンポジウム2日目(パネルセッション、イスラエル日本研究学会設立):https://www.facebook.com/media/set/?set=a.10150777151551507.389551.630011506&type=1
シンポジウム3日目(パネルセッション):https://www.facebook.com/media/set/?set=a.10150777302701507.389560.630011506&type=1