雑誌『をちこち(遠近)』
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Behind the Scenes ―舞台裏から

三味線の公演からグローバルな社会研究まで、幅広い国際交流基金の活動。実現に至るまでの苦労や楽しさ、ご当地ならではのハプニング、スタッフでなければわからないエピソードを、バックステージからご紹介します。

2017.6.15New

地球市民が育む地域と世界の絆   菅野 幸子
~地球市民賞事業を担当して~

「国際交流基金地球市民賞」(以下、「地球市民賞」)は、1985年、「国際交流基金地域交流振興賞」(以下、「振興賞」)として創設されました。国際交流基金(以下、「基金」)が設立されたのは、1972年。当時、日本の経済は成長の一途で、「国際」「文化」「地方」が時代のキーワードとなっていました。1980年代に入ると、地方自治体では文化行政の振興に取り組むようになり、各地に市民会館、美術館、博物館などの多様な文化施設が建設され、海外からアーティストが招かれ国際的な文化事業が行われるようになり、国際文化交流が各地に根付くようになったのです。1987年には「地方公共団体における国際交流のあり方に関する指針」が通達され、全国各地に国際交流協会が設立され、地域における国際化がさらに進行しました。ところが、担当者の多くは海外の文化事情に関する知識・情報や人脈を持たず、ノウハウもわからないので、基金に多くの照会や相談が寄せられるようになっていたのです。このような背景から、基金では国内各地でさまざまな国際文化交流事業を行っている団体を応援しようということで「振興賞」が立ち上げられたのです。

2017.4.12

『男はつらいよ』ベンガル語で上映!

国際交流基金(ジャパンファウンデーション)では、日本の質の高い放送コンテンツを商業ベースでは放送されにくい国・地域を中心に提供する「放送コンテンツ等海外展開支援事業」の一環として、「テレビ番組の海外展開」事業を実施しています。2016年9月には、在バングラデシュ日本国大使館の協力によりベンガル語版『男はつらいよ~寅次郎夕焼け小焼け』のテレビ放映が実現しました。放映が好評だったことを受けて、バングラデシュ国立博物館で開催された、映画上映会を担当した、同大使館の山村真智子氏に、上映に至るまでの経緯と現地の人々の反応についてご報告いただきました。

2016.9.23

「学び」と「出会い」の場、「JFにほんご eラーニング みなと」の開発

国際交流基金関西国際センターでは、世界で日本語を学ぶ人たちの学習を支援するための事業の一環として、日本語学習のためのウェブサイトやスマートフォン用アプリを開発しています。 2016年7月、新たに「JFにほんごeラーニング みなと」(以下、「みなと」)を公開しました。インターネットとPCやスマートフォンなどの機器さえ揃っていれば、誰でもユーザー登録ができる、広く一般に開かれた日本語学習の場です。「みなと」では、様々なオンラインコースを開講しており、ユーザーは自分の興味関心、ニーズに合わせてコースを選んで受講することができます。また、学ぶだけではなく、日本をテーマにしたコミュニティで同じ趣味の仲間と交流することもできます。

2016.8.30

日中交流センター設立10周年

国際交流基金日中交流センター(以下「日中センター」)は、日本と中国の将来を担う若者たちが心と心を結び合う"心連心"をキーワードに、日中間の青少年交流を推進していくことを目指し、2006年に誕生した。筆者は民間出身かつ初代事務局長として、設立当初から携わった。日中センターは、2005年度補正予算で認められた政府出資金と既存の国際交流基金の資金をあわせたファンドの運用益を運営原資とし、事務局とスタッフを擁するヒト・モノ・カネが揃った布陣でスタートした。

2016.8.10

考えを「分かち合う」ための一歩として―「日韓若手文化人対話事業」を担当して

筆者がソウル日本文化センターで勤務したのは2012年4月から約4年間。この間、両国間では様々な問題が顕在化し、関係は決して良いものとはいえなかった。一方で、文化・芸術分野においては、両国の交流はこの間も着実に進んでいるという印象を持った。
例えば2013年~14年には、草間彌生展、村上隆展、スタジオジブリ展といった展覧会が韓国側の主催で開催され、ファンが会場に詰めかけた。演劇界では、日本の作品が上演されたり日本の演出家が韓国で演出を担当したりすることはすでに珍しくなく、日韓の劇場が共同で新たな作品を制作することも多い。ソン・ギウン脚本、多田淳之介演出の『가모메(かもめ)/カルメギ』が両国で上演され大きな反響を呼んだのも記憶に新しい。また日本においても、熱狂的なブームは一段落したものの、K−POPや韓国映画、韓国ミュージカルといった分野ではすでに確固たるファン層が存在する。

2015.12.15

村上春樹でコンサートを創る ~村上春樹を『観る』・『聴く』・『語る』in シンガポール&ソウル~

「村上春樹でコンサートを創ってほしい。」今年2015年4月1日、私が新部署に異動した当日、突然託されたミッション。 それが、本プロジェクトの始まりでした。

2015.11.30

中国における日本研究の拠点として ~北京日本学研究センター30周年記念シンポジウム開催~

北京日本学研究センターが、今年設立30周年を迎えました。それを記念してこれまで多数のイベントが開催されてきましたが、この度、満を持して、そのメインイベントとなる国際シンポジウム「アジアにおける日本研究の可能性」が開催されました。

2015.4. 1

アジアの絆を強くする。 "日本語パートナーズ" 派遣事業 インドネシアでの展開

2013年12月に実施された日・ASEAN(東南アジア諸国連合)特別首脳会議において日本政府が新しいアジア文化交流政策「文化のWA(和・環・輪)プロジェクト ~知り合うアジア~」の実施を表明したことを受け、同政策に基づく国際文化交流事業を行うための部署として、2014年4月1日、国際交流基金は新たに「アジアセンター」を設立しました。

2015.2. 1

南米に琉球の新風を感じて ~琉球芸能南米巡回公演事業報告~

沖縄県の人々がコロニア・オキナワに移住したのは今から60年前。本事業は、その移住60周年を記念するとともに、日本とボリビアの外交関係樹立100周年を記念するために企画・実施された。またブラジルのサンパウロにも、多くの沖縄県出身者が住んでおり、来年は日本とブラジルの修好120周年でもあることから、ブラジルにおいても本事業を実施することとなった。

2015.1.20

西田亮介氏・古市憲寿氏、英国で「日本の若者と仕事」を語る

「若者」を通して日本の社会経済的状況をより理解してもらおうと、2014年11月10日から13日にかけて、インターネット選挙や若者無業者に関する著作で知られる立命館大学大学院先端総合学術研究科特別招聘准教授の西田亮介氏と、若者による若者論として話題になった「絶望の国の幸福な若者たち」の著者である東京大学大学院(博士課程)の古市憲寿氏に英国ロンドンとシェフィールドでご講演いただきました。

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