雑誌『をちこち(遠近)』
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連載エッセイ

国境を軽々と越えて、各界の一線で活躍する気鋭の書き手が、心に残るエピソードや異文化体験などを綴ります。一緒に世界旅行をするような気持ちでお楽しみください。

2017.12.21New

Vol.11 盆栽との出合い、触れ合い、そしてこれから

あっという間に師走。
盆栽の世界に入り、今年で17回目の冬を迎えています。
冬支度を終え、いつものように依頼された仕事を進める日々。
寒さにめっぽう弱い私ですが、やかんを置いたストーブのそばで黙々と仕事をするこの時期のスタイルが好きです。

2017.11.21

Vol.10 盆栽の見栄えを左右する樹と鉢の組み合わせ

過去のエッセイを読み返すと、文字で伝える難しさを実感します。
今後、皆さんが盆栽と触れ合う時間の中で、エッセイでお伝えした内容と実際の経験がピタッと交わる。そうなることを願いつつ、残り2回となるエッセイも頭を抱え悩みながらも大切に綴っていこうと思います。

2017.10.19

Vol.9 自然が作り出す美しさに身を委ねに、森へ

9月下旬、尾瀬へ出かけてきました。
澄んだ空気の中、約1時間かけて山の遊歩道を抜けると、有名な湿原地帯が広がります。
樹々や草花に触れることで得られる自然との一体感は特別な感覚です。
秋は登山などの行楽シーズン。
紅葉や色づいた実の美しい光景が見られる場所に出かけましょう。

2017.9.20

Vol.8 秋ならではの盆栽鑑賞の楽しみ

9月後半になると盆栽愛好家は、愛情を込めて育てた盆栽の晴れ舞台となる秋の展示会に向けて準備に取りかかります。地域住民や愛好家仲間に鑑賞してもらう貴重な機会であるだけに、徒長枝とちょうし(伸びる勢いが強い枝)の剪定や乱れた枝を針金で整える作業に一生懸命です。

2017.8.22

Vol.7 ぜひ、ワークショップで盆栽作り体験を

夏はイベントが目白押し。心が解放されてワクワクですね。 しかし、盆栽にとって、暑すぎる夏は少し生きづらい環境に変わってきているのかもしれません。
植物に関わる仕事をしていると、毎年の気候と個々の植物の状態が、頭の中に記憶されていきます。 あの年の夏は雨が少なかった。 春の長雨のせいで五葉松の葉が伸びた。 黒松の2番芽(芽切りによって2番目に吹いた芽)の動きが遅かった、早かった、など。
人が世話をしているとはいえ、盆栽は自然の恩恵を受けながら成長します。 生産性やスピード重視の社会とは縁の遠い世界なのかもしれません。 今年ダメでも、来年こそはうまく成長してくれよ、と願うのです。「のんびり」ではなく、「おおらか」と捉えています・・・・・・。

2017.7.20

Vol.6 この夏、盆栽で「涼」を楽しんでみては?

寒さにはめっぽう弱く、暑さには耐えられる体だと思っていましたが、本格的な夏の到来、連日の暑さに怖気づく日々を過ごしています。一時でも避暑地や海やプールで夏の暑さを忘れて過ごしたい・・・・・・。そう思いつつも、日常生活ではそんなことも言っていられません。
夏の暑さを少しでも和らげようと、五感による涼の楽しみ方を思い浮かべてみました。風鈴、肝試し、肌触りの良い浴衣を着る、水羊羹やかき氷を食べる――。
今回は、夏に涼を楽しむ方法のひとつに盆栽を加えてみては? というご提案をさせていただきます。

2017.6.20

Vol.5 盆栽を鑑賞する際のポイントとは

6月は赤松、黒松の芽切りの時期。春から勢い良く伸びた新芽を昨年の葉との境で切り取り、新たに新芽を吹かせます。
新たに芽吹き、形成された葉が通常の半分以下の長さに抑えられるため、「短葉法(たんようほう)」と呼ばれています。
大木を表現する盆栽にとって、葉の長さはとても重要です。

2017.5.16

Vol.4 盆栽の展示会で「美を追求する技術」に触れる

5月に行う作業の一つに葉狩りがあります。今年形成された葉を全て刈り込んで、新たな芽吹きを促します。
枝数を増やしたい時に有効な手入れの一つです。

2017.4.20

Vol.3 「作る」「育てる」「鑑賞」が盆栽の三大楽しみ

4月は植え替えと「芽摘み」の時期。芽摘みとは、たとえばもみじの場合であれば、新葉が少し開いて2枚の葉の間から新たに伸び出そうとしている芽を摘み取る作業。
樹の強い生命力を感じる瞬間です。

2017.3.21

Vol.2 盆栽が人々を魅了する理由は世界共通

三寒四温を繰り返し、春の陽気に近づいてきました。3月は植え替えが主な仕事。 不要な根を切り詰め、新しい土で植え替えられた盆栽の姿はとても気持ち良く、所有者である愛好家の表情も清々しい。今回は、来月下旬に開催される「第8回世界盆栽大会inさいたま」が近いということで、海外の盆栽事情も交えて綴ります。

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