雑誌『をちこち(遠近)』
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Feature Story ―今日も世界のどこかで

今日も誰かが、世界と日本の橋渡しをしています。
各地で活動するアーティストや作家、研究者から現地直輸入のエピソードを紹介。街角の様子から仕事で出会った人たちの横顔まで、さまざまなストーリーをお届けします。

2017.12.22New

国際交流基金賞 受賞記念講演会
対話としての日本研究:一小国の視点から

アンドレイ・ベケシュ氏はリュブリャナ大学を拠点として、スロベニア、さらには欧州における日本研究・日本語教育を長年にわたり牽引し、国際相互理解の促進に貢献してきました。その功績により、2017年度国際交流基金賞を受賞。去る10月20日、ベケシュ氏による「対話としての日本研究:一小国の視点から」と題する受賞記念講演会が、上智大学で開催されました。情報の流れが一方通行になりがちな現在のグローバリゼーションの中で、スロベニアから見て、「対話」が秘めている可能性について考察した講演内容について、ベケシュさんにご寄稿頂きました。

2017.12.22New

2016年度 国際交流基金賞 受賞記念講演会
スーザン・J・ファー氏「日米関係の謎―50年を振り返って―」

世界に広がる「日本専門家」のコミュニティは非常に多様です。人文・社会科学分野の学者、政府やシンクタンク関係の実務者、ビジネスや法律の専門家などが名を連ね、著名人も若手も、学術会議や企業のイベント、大使館が催すレセプションに共に参加しては、定期的に近況や良い職を得るためのヒントを互いに共有しあっています。ハーバード大学エドウィン・O・ライシャワー記念日本政治学講座教授・日米関係プログラム所長であるスーザン・J・ファー氏は、40年にわたり、国際交流基金とともにこの「日本専門家」コミュニティを支えてくださっています。したがって、ファー氏が平成28(2016)年度の国際交流基金賞の受賞者に選ばれたのは、至極当然なことであり、今回、2016年10月21日に東京で行なわれたファー氏の記念講演「日米関係の謎―50年を振り返って―」について本稿を執筆できることを大変光栄に思っております。

2017.9.27

伝統について考えている人間は独りぼっちではない
「伝統のチカラ、芸能のカタチ」
木ノ下裕一(木ノ下歌舞伎主宰)インタビュー

2016年度よりスタートした「伝統のチカラ、芸能のカタチ」事業。東南アジアと日本の伝統のチカラを再発見し、現代の芸能のカタチを考えるプロジェクトは、インドネシア伝統芸能の研究者、演劇制作者、画家、雑誌編集者など、フシギな(?)メンバーが集い、賑やかにキックオフされました。その中において、近年活躍著しいのが、日本の伝統芸能の研究者であり、歴史的文脈を踏まえつつ現代における歌舞伎演目上演の可能性を発信する団体「木ノ下歌舞伎」を主宰する木ノ下裕一さんです。2016年度にはインドネシアでのフィールドワークやそれに向けた勉強会、作家・詩人の池澤夏樹氏との対談イベントなど、多彩なアプローチから事業命題の探究を行ってきました。その木ノ下さんが昨年度の経験を通じて得た「気付き」について振り返り、今年度の展望を語ります。

2017.9.27

[座談会] 私の“日本語パートナーズ”
~アジアでの体験を活かしたキャリア設計~
モデレーター:白河桃子

半年から10ヶ月にわたってアジアに赴任し、各地の中学・高校で、日本語教師のアシスタントとして授業のサポートを行い、地域の人たちに日本の魅力を伝えるプログラム“日本語パートナーズ”。2014年度から始まった同事業は現在12カ国・地域にまで広がり、毎年数多くの日本人が新たな人、土地との出会いを体験しています。
その体験者の声をじかに聞く機会として企画されたのが、7月27日に清澄白河リトル・トーキョーで開催された“日本語パートナーズ”公開座談会。
「婚活」を広めたジャーナリストの白河桃子さんがモデレーターを務め、“日本語パートナーズ”タイ1期としてタイに派遣された高橋美都子さん、インドネシアに派遣された中村允也さん、長屋七恵さんがそれぞれ個性豊かな体験をお話になりました。

2017.6.30

私が日本語を勉強する理由 -ケヴィン・レイノルズ-

国際交流基金(ジャパンファウンデーション)と日本国際教育支援協会は、日本語を母語としない人ひとたちの日本語能力を測定し認定する、日本語能力試験(以下、JLPT)を実施しています。
JLPTのN2を2016年12月に取得した、カナダ人フィギュアスケーターのケヴィン・レイノルズさん。2017年4月に来日した際に、ケヴィンさんがどんなふうに日本と出会い、日本語を勉強するようになったのか、その理由を聞きました。

2017.6.15

地域と世界をつなぐ国際文化活動の力  渡辺 靖
~国際交流基金地球市民賞 受賞団体100記念に寄せて

国際交流基金(ジャパンファウンデーション)は、1985年に国際交流基金地球市民賞を創設し、全国各地で国際文化交流活動を通じて、日本と海外の市民同士の結びつきや連携を深め、互いの知恵やアイディア、情報を交換し、ともに考える団体を応援しています。昨年2016年度には、地球市民賞の受賞団体が記念すべき100団体に達しました。
そこで、日本各地で国際文化活動を行い、地域振興に貢献している団体に詳しい慶應義塾大学SFCの渡辺靖教授に、地域における国際文化交流の意義と今後の展望、国際交流基金地球市民賞の果たす役割についてご寄稿頂きました。

2017.6. 2

日本の過去と未来

国際交流基金(ジャパンファウンデーション)は、「翻訳出版助成プログラム」を通じて、過去40年余りにわたり、日本に関する図書の海外出版を支援してきました。当基金の助成を受けて出版された図書のジャンルは古典文学、現代文学、歴史、社会学、政治、経済から文化論にいたるまで多岐にわたり、その言語は50を超えます。 2012年からは、日本の現代社会をよりよく理解するための良書を"Worth Sharing"という翻訳推薦著作リストにまとめ、1号あたり20作品ずつ、最終的には、100作品を紹介することを目標に、日本社会や日本人の等身大の姿を伝える優れた著作を紹介してきました。そして、このたびお届けします第5号が、"Worth Sharing"の最終号になります。

2017.5.30

アメリカに日本のマンガ文化を紹介し、作品の魅力を伝えて40年

海外の優れたマンガ作品を表彰する、外務省主宰の日本国際漫画賞。国際交流基金は第10回同賞の授賞式(2017年2月6日)に合わせて招聘した日本マンガ翻訳の第一人者、フレデリック・L・ショットさんの講演会を開催しました。日本マンガに魅了され、40年以上にわたりその翻訳に携わってきたショットさんは、生前の手塚治虫と直接の交流があり、2016年には自身の翻訳による『手塚治虫物語』の英語版をアメリカの出版社から刊行(国際交流基金は翻訳出版助成事業にてサポート)。海外コミック翻訳者、マンガ研究者で、ショットさんの大ファンでもある椎名ゆかりさんがモデレーターを務めた今回の講演会で、日本マンガ翻訳に対する情熱や手塚作品への愛情をたっぷりと語ります。

2017.5.11

「2016エクアドル地震」による文化財被害:博物館と文化の多様性理解

国際交流基金(ジャパンファウンデーション)は、2016年4月16日に発生したエクアドル地震による文化財被害状況を視察するため、アンデス考古学を専門とする大平秀一東海大学教授を現地へ派遣し(2016年9月2日~15日)、調査を実施しました。同年12月16日には上野の東京国立博物館で大平氏による報告会が行われました。その報告会の内容を大平氏にご寄稿頂き、ダイジェスト版としてお届けします。

2017.3.30

草の根交流を通して日米の人と人との架け橋に
(JOIプログラム15周年事業報告)

日本では現在、海外の人々と相互理解を図ることを目的としたさまざまな交流活動プログラムが用意されています。国際交流基金日米センターとアメリカの非営利団体ローラシアン協会が共同で実施している「日米草の根交流コーディネーター派遣プログラム」もその一つ。英名が「Japan Outreach Initiative」であることから「JOI=ジョイ」と呼ばれるこのプログラムは、日本への関心と理解を深めてもらうため、地域に根差した交流に取り組むコーディネーターを日本からアメリカに2年間派遣するもので、2002年の開始から2017年で15年目を迎えます。2016年10月には15周年の節目に合わせ、「地域における国際交流の価値について」と題する座談会が国際交流基金日本語国際センターで開催されました。今回はJOIコーディネーターの活動と、座談会でのパネリストたちの提言を紹介します。

Twitter - @Japanfoundation