情報センター(JFIC)
菅野 幸子
2010年2月25日木曜日、2009年度の国際交流基金地球市民賞授賞式が国際交流基金本部JFICホール[さくら](東京都新宿区)で、開催されました。記念すべき第25回目を迎え、高円宮妃久子殿下を始め、受賞団体関係者など大勢の方々にご出席いただきました。
この賞は、1985年、「国際交流基金地域交流振興賞」として創設されたものですが、市民の方々の主体的な発意により、地域やコミュニティに根ざし、先導的なモデルとなる国際文化交流活動を行なっておられる団体もしくは個人を顕彰しています。理事長特別表彰の1団体を含め、これまでに全国73の個人および団体が受賞されています。
今年度は、茨城県つくば市で活動されている「自然生クラブ」、静岡県浜松市の「浜松NPOネットワークセンター」、そして徳島県神山町を拠点としている「グリーンバレー」の3団体が受賞されました。いずれの団体の方々も、国内に留まらない大きな志と広い視野を持って、地域と世界をつなぐ活動を通じて、豊かで活力のある地域を築きあげようと努力されており、これからの地域づくりのモデルとなる活動をされています。 授賞式では、各受賞団体の代表から、将来に向けての心強い抱負にあふれたスピーチを頂きましたので、下記にご紹介いたします。(名前をクリックすると代表者のスピーチが表示されます。)
・受賞団体の活動
特定非営利活動法人 自然生(じねんじょ)クラブ ディレクター/施設長 柳瀬敬さん
特定非営利活動法人 浜松NPOネットワークセンター 代表・代表理事 井ノ上美津恵さん
特定非営利活動法人 グリーンバレー 理事長 大南信也さん
また、授賞式の後に開催されたレセプションでは、自然生(じねんじょ)クラブのメンバーの方々に、素晴らしい創作田舞いを披露していただきました。
撮影:湯澤 毅