マニラ:10-10-10:共通の未来を構築する若手リーダーの役割

マニラ日本文化センター

01.jpg 2010年10月10日は、「10」の数字が連なる年月日を記念して、世界各地でさまざまなイベントが開催されましたが、フィリピン、マレーシア、インドネシア、シンガポール、ブルネイなどの東アジア10カ国において、10月10日の午前10時から環境保護イベントが一斉に開催されたことを、皆さんはご存知でしょうか。

国際交流基金は、「21世紀東アジア青少年大交流計画」の一環で2007年より実施するJENESYS次世代リーダー招へい事業の総括として、各国の次世代リーダーの連携を通じた東アジアコミュニティの強化を目的に、6月12日~17日にフィリピン・マニラにおいて、「JENESYS新しいはじまり:東アジアコミュニティの推進―共通の未来を構築する若手リーダーの役割」を実施しました。このフォローアップ事業中に、参加者から環境保護の啓発を目的にした植林活動を、2010年10月10日にJENESYS事業に参加する東アジア10カ国で実施することが提案されました。

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フォローアップ事業終了後参加者が各国に戻り、それぞれが所属する団体、学校などを巻き込みながら自主的に準備が進められ、10月10日には「Day1:Building A Shared Future」という共通のスローガンのもと、フィリピン・北ルソン島北部のバギオ、ベンゲットやインドネシアのカリマンタン、マレーシアのサバ、シンガポール、ブルネイ、日本などでJENESYS事業の同窓生たちが植林や珊瑚の植樹などが実施されました。

JENESYS事業をきっかけに、東アジアの強固な連帯を実現し、各国に共通の平和な未来を構築するために、各国の次世代リーダーたちの手によって、今それぞれの国・地域で新たな取り組みが進められています。

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