2016.9.20
台北に滞在するときは、いつも淡水河を望む父の「家」に泊まります。日本よりも台湾にいることの多い父が購入した3LDKのマンションのことです。両親の寝室、父の書斎。最後の一部屋は、シングルベッドと机がふたつずつ。私と妹のためのものだと父は言います。だから台湾の父の「家」は、私たち姉妹にとって、母の住む東京の家とともに、もうひとつの「実家」のようなものです。