シドニー日本文化センター
「何かボランティアでできることはないか」、「チャリティ・イベントを開きたい」・・・
日本の被災地の様子が新聞やテレビで報じられ、その被害の大きさが明らかになるとともに、シドニー日本文化センターにもこうした問い合わせが毎日寄せられるようになりました。
オーストラリアではチャリティやボランティアは身近にあり、誰もが自分のできる範囲で積極的に参加する文化があります。日本の被災地の人たちに少しでも多くの支援物資と励ましの声を送りたい。そうしたオーストラリアでの活動に役立ててもらうために、シドニー日本文化センターではウェブサイト上に"Australia Supports Japan"のページを開設しました。掲示板には、日本に向けたメッセージがたくさん書き込まれています。
また、シドニーで開催されたアニメフェスティバル「Animania」では、主催者側の好意で急遽ブースを出展しました。フェスティバル出展企業から商品の寄付をいただき、それを賞品として抽選券を販売する「ラッフルズ」を行い、その売り上げを赤十字に寄付しました。
シドニー日本文化センターで働くスタッフたちも、ボランティアで週末もチャリティ・イベントの運営に携わるなど、日本のために頑張っています。こういうときだからこそ、国際交流を担う機関として、そしてオーストラリアのコミュニティの一員として、私たちが日本とオーストラリアの人たちのためにできることは何か、考えていきたいと思っています。