ロサンゼルス日本文化センター
ロサンゼルス日本文化センターは日本より着物スタイリストとして日本の映画やテレビで活躍中の冨田伸明さんと、着付師の熊木馨さんをお迎えし、3月11日から17日まで、ラスベガス、ロサンゼルス、オレンジ郡で着物に関するレクチャーとデモンストレーション「KIMONO: SEA OF SILK」を計7回開催しました。7日間で5会場、7回の講演というハードスケジュールでしたが、全会場、予想を上回る参加者が集まり大盛況でした。
冨田さんには日本の映画やテレビで使用された平安時代の十二単や江戸時代の武士の裃姿のほか、ハリウッドやサンフランシスコ、日本アルプスの風景がデザインされた現代的な着物や帯など十数点の豪華な衣裳を持参して頂きました。
各会場では着物に興味がある地元市民7~8人にモデルとして集まって頂き、冨田さんがその場でモデルさんの雰囲気に合う着物を選定後、熊木さんが着付をし、各会場の客層に合わせた着物ショーが行なわれました。
日本語を勉強する高校生や、着物を着るのは全く初めてという人など、モデル体験者からも大変いい思い出になったという感謝の言葉が寄せられました。
また、イベントの途中で、実際に一つの反物からどのように着物ができあがるか、参加者の一人に布を巻きつけて着物を仕立てる過程も披露されました。
講演後には着物姿のモデルさんと参加者の写真撮影も行なわれ、メディア取材もあり、娯楽性の高い華やかなイベントになりました。
これからも様々なイベントを通じて、多くのアメリカに住む人たちに日本文化に親しんでもらう機会を設けていきたいと思います。
ロサンゼルス日本文化センターhttp://www.jflalc.org/index.html