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ケルン：ケルン日本文化会館の活動報告（2007.12）
ケルン日本文化会館
1969年に創立されたケルン日本文化会館は、日本関係の蔵書約2万冊を所蔵する図書館、多目的ホール、展示スペース等を有し、これらの設備を積極的に活用しながら日本文化を紹介しております。テーマを決めた定期的な日本映画上映は当館でも人気が高く、このほか邦楽等のコンサート、お茶など日本の食文化に関するレクチャー・デモンストレーション、ドイツと日本のアーティストの作品を共通の主題のもとに展示する「対話展」、村上春樹など著名作家の講演会など、現代日本紹介をメインとしつつ、できるだけ幅広く多くの方に日本文化を理解してもらうよう努めています。会館独自事業以外にも「ケルンの音楽の夜」「ケルンの美術館の夜」など、ケルン市との共同プロジェクトにも参加するほか、ケルン以外の地域でもドイツの文化機関と協力しつつ単なる一方通行ではない共同企画による事業展開を目指しています。また、初級から上級まで日本語講座を開催しており、2007年より開始した速習コース「新幹線コース」も人気講座となりました。
2009年には開館40周年を迎え、これまでつちかってきた日独友好を礎として、日独の一層の交流をはかります。
