2020.6.30
072 Japan 2019 米国で日本のアートが花開く
フランスにおける「ジャポニスム2018」に続き、2019年3月~12月にかけて米国で開催した日本文化の祭典「Japan 2019」。国宝の美術品からJ-POPのライブまで、様々な展覧会や舞台公演、イベント等を通じて日本文化を発信しました。中でも「日本美術に見る動物の姿」展がウォール・ストリート・ジャーナル紙「2019年全米ベスト・アート」に、宮城聰演出『アンティゴネ』がタイム誌「2019年ベスト演劇10」に選ばれるなど、米国の主要メディアから高い評価を受けました。日本文化は米国でどのように受け止められたのか。「Japan 2019」の8つの公式企画を振り返るとともに、ワシントンD.C.とニューヨークから美術と演劇の専門家による特別寄稿をお届けします。
トップストーリー
米国における日本文化・芸術の祭典「Japan 2019」を振り返って
松本健志(国際交流基金ニューヨーク日本文化センター前副所長)
特別寄稿
日本美術の千年紀
フランク・フェルテンズ(スミソニアン協会フリーア美術館|アーサー・M・サックラー美術館 国際交流基金日本美術アシスタント・キュレーター)
Feature Story ―今日も世界のどこかで
文化的伝統を再想像する力
キャロル・マーティン(ニューヨーク大学演劇学科教授、同大学アブダビ校兼任教授)
連載エッセイ
「三陸国際芸術祭―秋―」レポート 芸能の源流を訪ねて(前編)
「三陸国際芸術祭―秋―」レポート 芸能の源流を訪ねて(後編)
Feature Story ―今日も世界のどこかで
「李秀賢氏記念韓国青少年訪日研修」レポート ―日韓の懸け橋を目指して―
Behind the Scenes ―舞台裏から
「第8回看護・介護にかかわる外国人のための日本語スピーチコンテスト」レポート
砂金里奈(国際交流基金 日本語第1事業部 事業第1チーム)
海外公演の現場から 岡崎藝術座メキシコ・ペルー公演
篠原由香里(国際交流基金 文化事業部 舞台芸術チーム)