2011.7. 1
2011年7月号
特集011 地域を結ぶデザイン、世界をつなぐデザイン
伝統技能や地域工芸にあらためて注目し、
生産者と消費者のコミュニケーションを誘発する、日本のプロダクトデザイン。
2008年のパリを皮切りに、5か国6都市をめぐった
「WA-現代日本のデザインと調和の精神」展をきっかけに、
日本のデザインが挑戦するものづくりの精神と未来について考える。
トップストーリー
日本のプロダクトデザインの底力とアジアのデザイン
安次富隆((有)ザートデザイン取締役社長、多摩美術大学教授、プロダクトデザイナー)×湯浅保有美(トリニティ(株)取締役社長・デザインプロデューサー)×川上典李子(ジャーナリスト)
特別寄稿
プロダクトデザインは日本の多様な文化や生活様式を伝えた――ブダペスト応用美術館でのWA展と「女性的」なハンガリーのデザイン
アンドレア・ベルク(ブダペスト映像空間ギャラリー共同ディレクター)
連載エッセイ
その四 翻訳されるもんか
トニー・ラズロ(言語研究家)
日本研究リレーエッセイ
「共感」と「思いやり」の国際支援
松村真澄(国際交流NGO・ピースボートスタッフ)
海外Topics
サンパウロ:「がんばれ、ジャポン!」チャリティコンサートに集った音楽の力
ロンドン:Back to The Basics :衣食住から現代日本を紹介
マドリード:映画『フラガール』が被災地への想いをつないだ
北京:デザインで社会を変える―― サラ・ペイリンの眼鏡をデザインした川崎和男さん、中国で語る
JFレポート
日本人は必要以上を求めすぎる贅沢病?